2025年4月28日月曜日

海外就職インタビュー0048 海外就職インタビュー0048 第二新卒でインド転職→コロナ帰国→欧州大学院からの就職 多段ロケット型キャリア

今日は子どもの自転車を組み立てたKeniです。アメリカってDYIが前提になっているところありますよね。さて、今日はロケットが多段でブーストしていくようにキャリアをブーストしていた方の話でした。色々な環境でも仕事を見つけられたりしてきているのはきっと以前からの積み上げがあった事なんじゃないかなと思っています。また、少し蛇足ですが、欧州の大学院の学費安いですね。興味ある人は検討しても良いかもしれないですね。

高校~大学時代

  • 高校までは日本育ちで海外経験はほぼなし。漠然と「海外に行ってみたい」「英語を話してみたい」という思いはあった
  • 東京の国立大学に入学し、ヒンディー語を専攻。1年間のインド留学を経験し、インドのフレキシブルで明るい雰囲気が合っていると感じた
  • 大学時代は語学漬けの日々で、アルバイト代を貯めてインドへ留学。現地で沈没旅行者を見て「手に職をつけよう」と考え、経済的に安定したい意欲が強まった


日本の企業キャリア

  • 卒業後は新卒一括採用で海外展開するメーカーに就職。将来的な駐在を期待していたが、実際は国内中心の管理会計業務
  • 過酷な労働環境により数年で転職を決意。「日本で働くのは嫌だ」と思い、第二新卒枠でインドの日系企業に転職
  • インド企業では制度会計や総務など多岐にわたる業務を担当。業務拡大により駐在員扱いとなり所得が上がったが、コロナの影響で帰国命令が出て日本からリモート勤務。その後ストレスで休職し、本社に復帰
  • 結婚後、パートナーの欧州駐在に合わせて退職・帯同を決断


USCPA

  • インド現地採用はリスクがあると感じ、単位を揃えてUSCPAに挑戦。インド時代に勉強、受験を始め、日本帰国後に全科目合格


駐在妻として

  • ヨーロッパに帯同した際、「働き方を学び直したい」と社会学の大学院に2年通学。学費は二年間で約3000ユーロ
  • 日系企業で問題解決に奔走してきたが、学問として俯瞰する時間を得たのは大きな財産
  • 2年間正社員で働かないことに伴うアイデンティティの揺らぎや経済的な不安を感じつつ、修了後はヨーロッパで仕事探しを実行。フルリモートや社内異動が可能な会社を3社ほど選び、全て内定を獲得


アドバイス

  • ビザ関連の情報は早めに理解しておくべき。海外で働くには、言語専攻だけではなく差別化できる専門性や資格が役立つ
  • ロケーションが海外でも、日系企業なら日本文化や働き方に近い面があることを理解しておく
  • 自分の場合、USCPAや多面的な経験が「海外でも採用される人材」になるうえで大きく貢献したと感じる

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