2025年4月20日日曜日

海外就職インタビュー0044 地方の高校からドイツに語学留学、大学からの現地就職

さて、今回はなんとドイツで語学学校から大学卒業し、そのままドイツに就職した方の紹介です。一つ一つのステップで想像以上の苦労もあったと思うのですが、説明して頂く中で本院の強さを感じました。途中専攻を変えてかなりチャレンジもあったり就職活動もおそらく結構大変だったと思うのですが、私自身が学生時代を東北地方で過ごした事もあり、これからも応援したくなるようなとても素敵な方からのお話が聞けて良かったです。

また、今後海外に行きたい高校生とかもしくは大学生にとっても参考になるのではないでしょうか。費用面でアメリカ等はかなり難しくなっていますが、その他の選択肢として参考になると思います。ただ、当然かなりの苦労はあると思うのでしっかり調べる事をお勧めします。

東北の田舎町で高校まで

  • 塾もマクドナルドもない環境で育ち、中学時代の2~3週間の交換留学以外に海外経験はほぼゼロ。
  • 高校在学中に「海外の大学へ行きたい」と思いつつ、費用面からアメリカは難しいと判断。学費が安いドイツを選択肢に入れる。
  • 大学入学資格のため日本の大学を一度受験し合格。高校卒業後、渡独して1年間語学学校でドイツ語を学習し、その後ドイツの大学に正規入学。


大学入学当初: 言語学を専攻

  • 1年目の後半に教授と面談し、「将来、素晴らしい言語学者になるね」と言われるが、「言語学だけでは就職が狭いかも…」と危機感を抱く。


アルバイトが転機: IT企業勤務の日本人との出会い

  • ベビーシッターのアルバイト先の親がドイツのIT企業で活躍しており、衝撃を受ける。
  • 「こんなキャリアもあるのか」と憧れを持ち、文系専攻では厳しいと感じて理系(コンピュータサイエンス)に転向。


理系転向と大学卒業

  • 数学・プログラミングに苦労し、YouTube授業を活用して遅くまで勉強。
  • 日本の受験勉強の下地もあり、学部を次席で卒業。
  • ドイツ語と英語の両方が母語ではないため大変だったが、飛び込んだ環境で着実に乗り越えた。


ドイツでの就職活動

  • 卒業前はバーンアウト気味で「この会社に受かったらドイツに残ろう」と腹をくくる。
  • ジュニア枠に応募。コーディング試験なし、成績と面接評価で合否が決まり、数十倍の倍率から内定獲得。
  • そのままドイツのIT企業にITコンサルタントとして就職。


生活面と今後の選択肢

  • 街や言語も未知だらけだったが、「飛び込んでからどうにかする」精神で乗り越え。
  • アメリカやシンガポール、日本を含め全世界を対象に異動を考えている
  • 地元を出て直接ドイツへ来たため、「日本をあまり知らない」という思いもあり、今後の進路を模索。


費用とアドバイス

  • 「海外留学=大金が必要」と思いがちだが、ドイツのように学費が無料or安価な国もある。
  • 奨学金や国費留学制度を調べるなど、情報収集を徹底すれば道が開ける。
  • やりたいことがあれば「完璧に準備が整うまで待たず、まず行動する」姿勢が大切。

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