さて、国際協力関連のインタビューをひと段落して、39歳から大きく人生の転換をした方のケースの紹介です。離婚後、危機感から英語学習のためNZへ留学し、それから海外の就職を達成した方の例です。個人的には本当面白いインタビューで海外を目指す人のメッセージは読んでみて勇気をもらえるものがあると思います。また、自分の価値観の合う場所をシンガポールに見つけた事は本当素晴らしい事で、こうやって日本以外でも働け、自分がより良い人生を過ごせる場所を見つけられたのは財産だと思います。本人は特にすごくないと言っていましたが、冷静に自分の状況を分析し、リスクをしっかり見て考えた通りに動けるのは皆にできる事ではないと思います。
日本での生活とキャリアの転機
•九州で高校卒業まで過ごし、その後約20年は東京で生活。
•20代途中まで司法試験に挑戦するも不合格が続き、就職を選択。
•最初の職場は国際特許事務所で、定型文程度の英語を使う機会があったが、特段英語が得意というわけではなかった。
•35歳で離婚後、総務の仕事を再開。暇でやりがいがなく、危機感から「英語くらいできないと人生が詰む」と思い、英語学習を開始。
NZ留学から海外就職へ
•39歳でニュージーランド(NZ)へ語学留学。当初は約8か月の短期滞在後に外資系企業への転職を目指していた。
•しかし半年ほどで「思うように英語が伸びない」と痛感。海外就職を検討し始める。
•ビザ条件や英語圏、安全性などを考慮し、シンガポールへの就職を決意。日系エージェント経由で日系企業の総務・労務のポジションを得る。
シンガポール生活と定住への思い
•シンガポールで働いて10年以上経過。月1回程度の出張を伴う業務も経験。
•日本へ帰りたくない気持ちが強まり、「シンガポールはお金があれば楽しく暮らせる」し、周辺諸国への旅行も容易。
•一方、日本は「給料が低くピリピリしていて、サービスを受ける側には快適だが、働く側には窮屈」という印象。
•年齢に伴うビザ条件の厳しさはあるが、「可能な限りシンガポールに残りたい」と考えている。
海外を目指す人へのメッセージ
•「人生は一度きり。やりたいことはやるべき」
•リスクを過大評価せず、「やらないリスク」と比較してみる。
•海外に出ても「貯金が減る程度」で済むなら挑戦しない方が損と判断。
•シンガポールは安い食事選択肢が多く、生活コストの調整がしやすいが、お酒が高いのが唯一の不満。
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