2021年10月2日土曜日

Exit interviewの目的、質問内容


 

「じゃあ次の職場でも頑張ってね」
マネージャーであるAさんは転職を決めたBさんとの最後のミーティングで握手をして送り出します。Bさんが入社してから二年半、うまくいかないところはあるもののメンターとしてもマネージャーとしても精一杯尽くしてきました。代わりの人は雇わなきゃいけないとして、今後はどうしたら良いんだろうなぁと自分の個室からマリーナベイを見下ろしながら考えていました。


人を雇ったらその後あり得る事はいくつかしかありません。定年まで勤め上げる、本人から辞める、会社側から辞めてもらう。その中で今回は多くの場合を占めると思われる二つ目の本人から辞めるパターンについて、しかもExit interviewについて書いてみたいと思います。

目的
まずは、目的なのですが下記のように理解して挑んでいます。
今後も本人と良好な関係を維持する
多くの場合業界は大変狭く、同じチームになったり、上司部下が入れ替わったり、お客さんになったり、何年かして出戻ってきたりと色々なパターンがあり得ます。そんな時のために会社を辞めるとはいえ良好な関係を維持できるようにする事を心掛けています。とまぁそういう打算的なものは置いておいても、せっかく一緒に働いた仲間なので仲良くしていたいですよね。
組織を改善させるヒントを得る
こちらは結構現実的で、辞めてしまう人にとっては関係なくても自分自身に取っては忖度ない意見を聞きやすい良いチャンスです。しっかりと聞く質問を準備しておくと良いと思います。

質問内容
なぜ辞める事になったのか?
当たり前の話なのですが、良い機会が見つかったという背景には自社での良くない点が必ずあるはずです。キャリアやその他の側面において、劣っている点があったはずなので、人間関係、サポート、キャリアの展望等具体的に質問をしていって聞くようにしましょう。また質問に答えた内容によって不利にならない事をしっかり伝え心理的安全性を確保するようにします。

マネージャーとしてどう改善できる事があったか?
本当に組織を改善することにコミットしたいと思っていて、今だからこそどういった事を改善できるのか教えて欲しいと伝える。こちらは結構本人には言い難い事もあると思うので、HRにも同じような質問をしてもらって役割分担するのも良い可もしれないです

チームメンバーとの関係性はどうだったか?
上向きのコミュニケーションに関するフィードバックを聞いた後は横との関係性を確認します。マネージャーが良かったとしても毎日連絡を取らないといけない横のカウンターパートとの関係性が良好で無かった場合は、相当大きなストレスになるでしょう。

代わりに雇う人の職務要件をどう改善するべきか?どういう人を雇うべきか?
働いた本人だからこそ自分自身が適している部分、適していない部分等に理解があると思います。そこについて聞いて、次の採用にすぐ役立てるようにしましょう。

人が辞めていってしまう事は悲しい事ですが、100%避け続ける事は不可能です。少しでも良い方向に持っていけるようにしたいですよね。

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