最近、様々なところで新卒はポテンシャル採用で中途採用は何ができるかの実力が大事だというような言説を見る事が多くて、いやいやそんな事ないでしょと経験上思う事が多いのでいくつか自分自身の経験等含めて書いてみようと思います。
大学院とか行ったりした場合はポテンシャル採用が結構あるよ
特にMBA等に顕著だと思いますが、キャリアチェンジのプラットフォームとして人材を集めるような学校や専攻だったりした場合採用する側もそういった期待を含めて採用するのでポテンシャル採用が多くなります。また加えてリーダーシッププログラムと呼ばれるような経営幹部育成プログラムの場合はそもそもポテンシャルを採用する前提のプログラムなので当然ポテンシャル採用です。少し新卒と違うとすると新卒から今までの実績をある程度加味して、今後のポテンシャルの延長線を描くという形になるので、実績が全く関係ないとは言わないですが、ポテンシャル採用と言って問題ないと思います。
一般の採用だったとしてもポテンシャルは十分加味する
上記はやや特殊な採用なので、一般的なポジションでの採用について自分が採用する側として考えている事も書いておきます。2つの基準を持って評価するようにしていて、一個はもちろん目の前の仕事で十分早く価値を出せるかどうかですが、もう1つは数年後にどういったポジションに就けるくらいのポテンシャルやパッションがあるかを大事にしています。私のスタンスとしてはスタッフは常に外部における機会と比較し続けていると考えており、その上でキャリアを伸ばせる機会等により比較の結果働き続けてくれていると思っています。そういった観点において少なくとも数年〜5年単位において次のポジションにつけるポテンシャルがあるかは大切にして面接をするようにしています。
ちなみに、ポテンシャル採用が多いよと書いたのですが、実際目の前の仕事ができない人の場合はポテンシャル自体も精査される少ないことも多いと思うので、実績も大事にポテンシャルも意識しつつキャリアを積んでいけると良いですね。
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