2021年9月5日日曜日

暇そうである事のすゝめ

 

多国籍企業でとある事業部のグローバル事業部長であるAさんはある日、家のオフィスで働きながら外を見て考え事をしています。

「○○の地域の責任者が空くんだけど、その地域から持ち上げてBさんを責任者にするか、他の地域のNo.2 のCさんを持ってきて配置するか迷うなぁ。両方ともプラスマイナスがあって決めにくい問題なんだよな。そういえば、Bさんはなんだかんだで現地時間の夜中にメールの返事をしてきたり、チームから結構忙しそうって聞く事多いんだよなぁ。忙しそうって事は更に大きな責任を与えると器の大きさを超えちゃいそうだから、Bさんは今回はなしかな」

と、Bさんは実際に激務のように働いているかどうかは別として、勝手な印象でチャンスを逃してしまう事になりました。

(以上架空のお話)


最近、働き方改革によって職場での激務は減ってきたと聞いていますが、自分自身は激務は良くないものだと思っていて、可能であれば極力避けていくべきものだと思っています。(一部、激務をくぐり抜けた世代の人たちが激務を条件付きに肯定している事も同意はしませんが理解はできます。)若手の方々の激務の是非は別途機会があれば書くとして、今回はPeople managerくらいからの人が激務をしないこと、少なくとも激務そうに見せない事の大切さについて少し書いてみようと思います。


1. 現状の業務で手一杯だと業務以外の学習ができない

業務にだけ打ち込めばキャリアが開いていく幸運な人は良いと思いますが、多くの場合現状のキャリアに改善の余地があると思います。色々な方法があると思いますが、社外で何らかのトレーニングに参加したり、自分自身で勉強をしたりして足りない能力を伸ばしたり、得意な能力を更に得意にしたりする必要があると思います。激務な生活をしているとそういった時間を使えず現状維持が関の山です。

2. 余裕がなさそうなので、ボスが仕事を与えにくい

別の記事でも書きましたが、昇進するために一番早い方法は実際にその仕事をもうしてしまっている事です。ふと誰かの手を借りたいなと思った時に、普段から忙しそうにしている人に対して追加の責任を与えにくいですよね。最初の例に書いたようにチャンスを勝手に失ってしまいます。

3. チームメンバーからインプットが受けにくい

別途、機嫌の良さもリーダーシップというタイトルの記事でも書きましたが、忙しそうなボスは余裕もなくて、チームメンバーがもしかしたら大事な情報を伝えたりしにくくなります。結果意思決定の質は低下し現状の仕事でのアウトプットは悪化していくでしょう。

4. 体調を壊す

まぁ言わずもがなですね


という事で色々書きましたが、そもそも激務は良くないし、もし忙しいタイミングがあっても忙しさを見せずに余裕を見せていきましょうよっていう内容でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿