さて、今回は中国から日本に来た方がオンラインをうまく活用して節約して米国留学からの就職した例です。最近円安な事もあって、留学の費用が2000万円とかかかるとか言われたりしていますが、オンラインも可能なプログラムに日本から通ってから米国に引っ越し通学を開始するという組み合わせをする事で800万円程度とかなり節約できた方の例です。これくらいなら比較的現実的な人もいるのではないかと思います。とてもクリエイティブな方法で素晴らしいと思いました。
大学時代~日本への就職
- 中国出身で、「日本語+機械工学」を中国で学ぶ
- 高校時代は「第三言語があれば役立つかも」と漠然と考え日本語を選択
- 卒業後、日本のメーカーが中国人新卒採用を行っていたため渡日
最初の転職~ソフトウェアエンジニアへシフト
- 日本のメーカーにて地方勤務・機械系開発を1年半担当
- 東京在住のパートナーと一緒に過ごすため、またソフトウェア開発に達成感を見いだし、都内のITコンサル企業へ(第二新卒枠)
- 約4年勤務後、さらにIT企業へ転職しエンジニアとして専門性を深める
- 将来的にメガIT企業(GAFA、アリババ等)を視野に入れたのが転職の大きな要因
オンラインCS修士とアメリカ留学
- 情報系出身ではなかったため、コンピュータサイエンスを体系的に学ぶ必要を感じ、アメリカのCS修士をオンライン受講でスタート
- 1年目は日本で働きながら単位を取得し、2年目に現地キャンパスへ移行して残りを履修+就職活動
- STEM修士のOPT期間(3年)を活用し、2024年前後の厳しいジョブマーケットで就職先を確保
- 実際には千社ほどに応募、面接は20社ほど。トリリンガルよりもエンジニアとしての実力を評価され、米国東海岸の企業に入社
現在の状況と今後の展望
- 米国東海岸でソフトウェアエンジニアとして勤務中
- H1Bビザへの切り替え、グリーンカード取得を視野に入れ、家族を呼び寄せてアメリカで暮らす計画
- 日本の3社での経験はそれぞれ社風が異なり、同期がいる点が助けになったと感じる
大学院コスト・留学費用
- オンライン+現地キャンパスの2年で総額約800万円で全て現地で学生として過ごすより節約できた
- 1年目オンラインは約50万円ほど、2年目に米国へ引っ越した際に授業料や生活費も含めて800万円程度
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