2025年1月6日月曜日

海外就職レポート 0010 日系企業の駐在、MBAを経て独立

さて、今回は日系企業で駐在を通じて海外経験を経て、MBA留学、その後ジェネラルマネージャーを経験して独立した方の紹介です。聞いていてとても面白く、自分で切り開いた感じがあってとても良いインタビューでした。特に印象に残ったのは、

  • 海外で勤務する事を目指し日系企業へ就職をした
  • 転職後も海外駐在の経験をフラグ立てとして、さらなる海外経験を重ねた
  • MBAとマネジメント経験はシグナル効果としてあるものの、本人の重ねた信頼が大きい
という点でした。日系企業は配属リスクがあるというもののその中でもしっかりうまく道を切り開いた方の例でした。

背景

日本の大学四年生の時に一か月の語学留学を経験。卒業後、日本企業に就職し、八年間勤務。その間、中国、アメリカ、フィリピンの三か国での駐在を経験し、ほぼ海外勤務だった。新卒での就職先は海外でのキャリア形成を視野に入れ、日本企業を選択。大学時代から志していたMBAをイギリスで取得。 MBA取得後、以前の職場から声がかかりフィリピンで再び勤務。その後、現地社長を数年務めた後、特に次の計画を立てずに退職。その結果、様々な仕事が舞い込み、それを事業として独立。キャリア設計はMBAまで計画的だったが、それ以降は信頼や経歴、学歴のシグナル効果とフットワークの軽さが後押ししていると感じている。

移行プロセス

駐在から独立に移行。そのまま現地に残る形で活動を継続。

課題

移住において大きな課題は特に挙げていないが、駐在から始まったため、既存の職場環境や支援があった点が移行を容易にした。

文化適応

駐在を通じて様々な文化を経験していたため、大きなギャップを感じることなく適応できた。

スキルと準備

MBAでの学びや駐在時代の経験が基盤となった。特に、異文化理解や幅広い業務の遂行能力が役立った。

就職活動

駐在やネットワーキングを通じた繋がりを活用。MBAや駐在経験が信頼性を高める重要な要素となった。

ネットワーキング

駐在やMBAを通じて広がった人脈がキャリア形成に大きく寄与。特に、現地の経営層や同僚との繋がりが重要だった。

職場文化

海外の職場文化においては、全責任を負うジェネラルマネージャーとしての経験が、柔軟性と包括的な視点を養うきっかけとなった。

長期的な目標

現時点では具体的な目標は定めていないが、東南アジアをコアとし、この地域での活動をさらに深めていきたい。

今後海外にチャレンジしたい方へ

好きな国を見つけることが重要。自身は最初、日本以外で働きたいというモチベーションからスタートし、その後東南アジアにシフト。最初の海外駐在がキャリアのきっかけとなり、その後の展開に繋がった。早めに海外フラグを立てる方法を模索するべき。

その他

ジェネラルマネージャーとして全責任を負った経験から、必要なものは何でもやるという姿勢を持っている。

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