さて、今回は日系企業で駐在を通じて海外経験を経て、MBA留学、その後ジェネラルマネージャーを経験して独立した方の紹介です。聞いていてとても面白く、自分で切り開いた感じがあってとても良いインタビューでした。特に印象に残ったのは、
- 海外で勤務する事を目指し日系企業へ就職をした
- 転職後も海外駐在の経験をフラグ立てとして、さらなる海外経験を重ねた
- MBAとマネジメント経験はシグナル効果としてあるものの、本人の重ねた信頼が大きい
背景
日本の大学四年生の時に一か月の語学留学を経験。卒業後、日本企業に就職し、八年間勤務。その間、中国、アメリカ、フィリピンの三か国での駐在を経験し、ほぼ海外勤務だった。新卒での就職先は海外でのキャリア形成を視野に入れ、日本企業を選択。大学時代から志していたMBAをイギリスで取得。 MBA取得後、以前の職場から声がかかりフィリピンで再び勤務。その後、現地社長を数年務めた後、特に次の計画を立てずに退職。その結果、様々な仕事が舞い込み、それを事業として独立。キャリア設計はMBAまで計画的だったが、それ以降は信頼や経歴、学歴のシグナル効果とフットワークの軽さが後押ししていると感じている。
移行プロセス
駐在から独立に移行。そのまま現地に残る形で活動を継続。
課題
移住において大きな課題は特に挙げていないが、駐在から始まったため、既存の職場環境や支援があった点が移行を容易にした。
文化適応
駐在を通じて様々な文化を経験していたため、大きなギャップを感じることなく適応できた。
スキルと準備
MBAでの学びや駐在時代の経験が基盤となった。特に、異文化理解や幅広い業務の遂行能力が役立った。
就職活動
駐在やネットワーキングを通じた繋がりを活用。MBAや駐在経験が信頼性を高める重要な要素となった。
ネットワーキング
駐在やMBAを通じて広がった人脈がキャリア形成に大きく寄与。特に、現地の経営層や同僚との繋がりが重要だった。
職場文化
海外の職場文化においては、全責任を負うジェネラルマネージャーとしての経験が、柔軟性と包括的な視点を養うきっかけとなった。
長期的な目標
現時点では具体的な目標は定めていないが、東南アジアをコアとし、この地域での活動をさらに深めていきたい。
今後海外にチャレンジしたい方へ
好きな国を見つけることが重要。自身は最初、日本以外で働きたいというモチベーションからスタートし、その後東南アジアにシフト。最初の海外駐在がキャリアのきっかけとなり、その後の展開に繋がった。早めに海外フラグを立てる方法を模索するべき。
その他
ジェネラルマネージャーとして全責任を負った経験から、必要なものは何でもやるという姿勢を持っている。
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