先週、ポジションと給料は早く上げまくれっていう主旨の記事を書いたのですが、少しコメント等を頂いて、いくつか例外とする場合があるなと思ったので、それについてまとめておこうかと思います。ただし、今回の件に関してはポジションに関してだけで給与は上げられるなら、上げておいた方が良いと思います。
1. 特定企業や業界の経験がマイナスに繋がる場合
まずいきなり特例なのですが、例えばタバコ業界など非常に給与が高いポジションを提供してくる企業があります。そういった企業の製品と異なる倫理観のある業界に行こうとした時に少し制約が出て来る事があると思います。そこはちゃんと見積もってリスクとメリットを見積もった方が良いと思います。また、最近だと特定しての国の企業で働いた人は競争関係にある国の企業で働く際やビザを取る時に制約が出るかも?っていう事もあり得るかもしれません。
2. 職種が将来の方向性と異なっていた場合
例えば、将来は事業部長やGeneral Manager等の売上を作る方向性に行きたいのに、Corporate developmentやStrategyの部門として偉くなってしまうと、むしろ経験が限られてしまう事があります。
3.同じ業界で職種だったとしても、その企業内で横へのスライドが難しい場合
こちら本当企業によるのですが、同じ企業でのキャリアが非常に硬直的になっていて、一回キャリアパスを選んでしまうと容易に隣のパスに移りにくい場合等があります。そういった時にはどの山を登りたいのかちゃんと明確に後悔しないように見極めて選ぶ必要が出てきます。
4. 長期的により高い山を登るために多様な経験が必要だと考えている場合
例えば事業部長として、事業の立ち上げをうまく行ったとします。ただし、その人の目標がCEOになるためだった場合に、事業の立ち上げだけでなく、継続維持、売却、閉鎖、等々様々なビジネスの局面においてより小さなスケールで経験を積む必要があると判断した場合ポジションを敢えて上げない事は十分考えられます。
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