2022年12月25日日曜日

降って来るプレッシャーはフィルターしてチームメンバーに渡す


   さて、多くの企業においては数値目標の達成は非常に重要な要素の一つで、事業責任者としては、まず数字を達成してそこからプラスアルファで他のことを達成していく事が大切だと思っています。ただ多くの企業の目標の数値はかなり頑張ってようやく届くという数字が多かったり、他の地域がうまくいっていない時にその分を回されたりとかして、なかなか達成することは難しいでしょう。もちろんそれを達成してこその責任者なのですが時にはボスだったり、ボスのボスだったりからプレッシャーをかけられることもあるかと思います。そんな時はどうしたら良いだろうねっていう話が今回の課題です。
   まず最初にしてはいけない事としては受け取ったメッセージやプレッシャーをそのまま何も考えずに伝えることです。多くの場合、コミットメントやその他の観点からジュニアなメンバーに受け取ったプレッシャーをそのまま伝えても効果的ではありません。結果を出しているチームメンバーは自分は関係ないと思うでしょうし、結果を出していないチームメンバーは既にプレッシャーをある程度受けており、追加でプレッシャーを与えることで問題が解決しないことも多いでしょう。
   オススメとしてはボスから受け取ったメッセージやプレッシャーをいくつかに分解して、新たな短期的な目標として掲げる事だと思います。メッセージの大きな構成としては
  • 自分は責任者として●●という目標を達成しなければならないものの、未達でボスから改善依頼が来ている(どういったトーンかは明示しない)
  • その目標達成のために、追加してXXという目標を加えるため、協力して欲しい
といったような構成が一般的ですが、この時にチームメンバーがボスの力になりたいと思えるような人間関係を日々構築しておく事が大切だと思います。チームメンバーからすると追加で目標が増えたりする訳なのであまり良いニュースではないのですが、悪いニュースを超えるくらいそれまでチームメンバーを助けて信頼を築いておくことが大切ですのでぜひ日々実行してみる事をおすすめします。

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