ちょこっと質問箱にも質問をもらっていたのですが、仕事で結果を出せば出すほどプレッシャーや解決しなければいけない問題は大きく、数も増えていきます。例えば自分の場合、現在25の代理店と11カ国に渡って仕事をしていて、直接自分にレポートするスタッフは八人になります。スタッフの所在地も複数の国に渡っていて常にどこかで何かの問題が起こっています。初めの頃はこういった環境に慣れるのも大変だったのですが、色々と自分なりのバランスの取り方を考えてみたので、そんな構造化せずに書いてみようかと思います。
Anticipation(想像する)
問題は常に起こるものだと思っておくようにしています。他の人たちから少し話を聞いた範囲だと、期待をしてその期待を裏切られることから落胆したりストレスが溜まったりします。なので、そこは一個考え方を変えて、そもそも問題は起こるはずだと思っておくことが良いと思います。また、もう一歩先に進んで、実際に打ち手を考えてみたら競合や顧客の立場に立ってみて実際に失敗しそうなことを想定していくと良いと思います。そうすると打ち手の質も向上していくと思います。
Recognition(認知する)
まぁとは言ってもストレスやプレッシャーというのは想像を超えて重なったり大きくなったりするものです。そういった時に色々な方法で自分の状態を認識することが大切だと思っています。7つの習慣とかをちゃんと読んで実践している人とかは自分の社会の中での役割について分解して整理していると思うのですが、そういった、親、子ども、夫、シンガポールのGM、マレーシアのGM等といった感じでそれぞれごとにどの程度の大きさの問題がいくつあるのか週に一回くらい見える化してみるのも一つの方法だと思います。または、普段ならできていること、例えば日記を書くとか、走るとか、テニスをするとか、色々なことがどのくらいできているのか認識してみることで時間的、精神的余裕が出てくると思います。
Solution(解決する)
ってな訳で自分に対してストレスがかかったことを認識したあとですが、当然解決しにいきます。解決すると言ってもいくつか方法があります。
- そもそも解決しない/ できない事を決める
- 普段からレジリエンスを高くしていく
- 可能な限り人に頼って解決する
1は結構大事なのですが、そもそも解決する価値があるのかどうかを判断する事が必要だと思います。悩まされているものが実は人生にとって大事じゃないとか、自分の力では解決できないって事もあると思うんです。もしそれに当てはまると判断をしたら、もう放っておく事に注力してみましょう。
2については、いくつか方法があると思っていて
- 会社、家以外のコミュニティを持っておき居場所をいくつも持つ
- 色々なことを忘れられる趣味を持つ(テニスとかゲームとか!)
- 仕事以外で誰かに役に立てる場を持つ
- 分かりやすい成果を見えるような事をしてみる
どれでも良いのですが、普段からある程度自分の中でのセーフティーネットを作っておくと良いと思います。特にCOVIDにより分断が進みつつある世の中においてはより大切だと思います。
3は私がこの五年間で特に思っている事なのですが、世の中には色々な事に関してプロがいます。そういったプロに対して対価を払って相談をする事で驚くほど問題は早く解決したりします。新卒の時に、自分が困っている事は過去誰かが困ってきているから答えは多くの場合あると言われた事はまさにそうだなと最近改めて感じています。
仕事が順調になればなるほど、大きくなっていくプレッシャーそういった事に対応していくなかでコンセプトとして自分はどう考えているのかをまとめてみました。
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