2022年1月22日土曜日

チームメンバーとの1 on 1で何を話すのか

 

多くの企業で行っていると思う1 on 1なのですが、自分自身も新卒の時からマネージャーとの1 on 1が定期的にある仕事をしてきていました。数多くのマネージャーと働いてきた中で、1 on 1をする際に色々と気をつける事があって、それについて今思っている事をまとめておこうと思います。

大切な事は大きく4つ考えています

  1. WLBと仕事以外の状況はどうか確認する
  2. 困っている事を聞く
  3. 仕事の話を相手の力量と状況に合わせて議論する
  4. 大切にして欲しい価値観、ビジョン、チームメンバーに成功して欲しい事を伝える
と書くと大変簡単なのですが、1 on 1というと仕事の進捗を話してしまいがちになるところを一歩引いて、チームメンバーが心理的安全性を持ってもらって働く事を最終的な大きな目的としています。具体的な仕事の内容は必要があればトピックごとにミーティングを別途設定すれば良いと思っているからというのもあります。一つ一つ理由を説明していくと
1. WLBと仕事以外の状況はどうか確認する
仕事に取り組むためには仕事以外に問題がないことが理想です。ただし、仕事だけに集中できる期間というのはあまり多くないため、働いている時間は問題ないか、(本人が話す事に関して問題なければ)家族や健康状態はどうか等を聞いて確認をします。こういった問題は意外と切り出しにくいのでこちらから確認するようにしています。


2. 困っている事を聞く
次にこちらの話したい内容とは別に何か困っている事がないかをオープンな質問で確認していきます。それによって、相手に考えてもらい、言いたいけど言えなかったという状況を回避しやすいと思うからです。ただ、こういうのってただ聞くだけじゃなくてこの人に相談して意味があるとか聞いてくれるとか価値があるとか問題がないとか思ってもらえないと難しいので言うのは簡単ですが、実践は難しいと思います。

3. 仕事の話を相手の力量と状況に合わせて議論する
次に実際に仕事の話をしていくのですが、以前の記事で書いたようにSituational leadership等であるようなフレームワークを使って仕事の状況や相手の力量によってどの程度まで具体的に踏み込むかを決めて踏み込んでいきます。

4. 大切にして欲しい価値観、ビジョン、チームメンバーに成功して欲しい事を伝える
会社の文化を浸透させる事は本当簡単な事ではないのですが、ビジョンや価値観を何度も会話の中に出したり、意思決定の基準として使ったりしていきます。また、最後にチームメンバーに成功して欲しい事を伝えて心理的安全性を最後に高めていきます。

とこうやって書いてみると簡単な話なのですが、心から信じてもらえるためにはもっと多くの準備や普段からの言動が大切になってくるのでその要素についても後々触れられたらなと思います。

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