2021年8月22日日曜日

社内で欲しいポジションがある時の具体的な動き方


 前回のBlogで欲しいポジションがあるならそのポジションの仕事を先にしてしまうことが有効ということを書いたのですが、実際の例をもとにどういうアクションが良いのかを書いてみようかと思います。ただこういった問題は結構デリケートで他のチームの仕事を取るということは、そこのチームのリーダーが自分に対してレポートするか、そこのチームのリーダーを外してコスト削減をすることになります。政治的な問題を大きく孕んでくるのでしっかり考えて進めましょう。


いくつか概念的な内容と具体的なアクションを混ぜて書きます。


0. 自分が余裕を持ちながら結果を出せることを示す
今のポジションで結果を出していない人により大きいキャパシティの仕事を任せることは難しいです。なのでそこは自分で示すようにしましょう。

1. ボスとのミーティングでチームの課題について共有する
イメージとしては隣のチームなので自分自身が社内顧客だったりする場合が多いと思います。また同時に取り込みたいチームも自分自身も同じボスにレポートしていると前提を置いています。自分自身の思う課題についてボスと一緒に議論して共有します。この時、ポジションの取りたさを匂わせてしまうと自分勝手な人だと思われてしまうので、言い方伝え方タイミング等に最新の注意を払いましょう。

2. 課題を整理し、自分ならどこができると伝える
取り込みたいチームの課題とあるべき像を可能な限り客観的な視点で整理します。イメージとしてはスライド一枚くらいが良いと思います。この辺のさじ加減は本当色々な要素によって変わるのでご自身で判断することをお勧めします。課題を整理したら自分がどこに貢献できるかをハイライトして説明すると効果的です。もう一つ有効な方法としては入社時点でのCVを準備しておき、説明をしながら共有する事があります。多くの人が入社してからCVをアップデートしているかと思いますが、そういった誤解を与えないためにも入社時のCVを使うのが有効だと思います。

3. 改善課題の一部を自分の職務外のプロジェクトの形で動かし始める
ここで、最も影響が強く自分が強みを生かせるポイントに集中して職務外のプロジェクトで良いから手伝わせて欲しいと伝え手伝い始めます。そうすると実際に内部の様子がもっと見えてきてより詳細もしくは新しい課題が見えてくると思うのでそこでボスと連携してさらに課題解決につながると思います。

そういったいくつかの事を繰り返しているうちに実際その仕事をしているっていう状態が生まれてくると思います。そうすると責任を拡大する日はすぐそこに近付いてきますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿