2021年6月6日日曜日

いきなり本題に入らずFramingを使ってスムーズなコミュニケーションを

 





Are you open to some feedback?

という言葉を信頼しているインドのGMがある日言ってきて、お、何だろうって思いつつ、
Of course, I am always open and more than happy to hear your feedback.
と返事をして仕事関連のインドと調整している案件に関してアドバイスをもらいました。

その時は同僚なんだから当然でしょー。と思って何も感じなかったのですが、心理的安全性について本を読み、自分のチームを改善する中でこういった頭出しを先にすることの大切さについて気づくことが増えてきました。別の記事で書いているのですが、リーダーシップコーチとのセッションを定期的に持つようにしていて、そのコーチに相談したところFramingっていう呼び方があって、影響力が強いポジションになる人こそ気をつける内容だと共有してもらいました。

Framingと名前はついているもののそんなに難しい話ではなくて、議論を変えたり何か意見を言う前に、どういうことを言おうとしているのかを伝えるというシンプルなものです。初めの例にあったもの以外だと Do you mind if I share my opinion? とかもあり得ると思います。

影響力が増して来ると突然想定外のことを言われたりするとチームメンバーは戸惑ったり人によっては少し恐れを感じたりすることがあります。普段のコミュニケーションからそういったリスクを減らすためにこれから伝えようとしていることをざっくりと伝える。ということで相手側に対して心の準備をさせることで受け取りやすく、また安心して次の話を聞けるという効果があります。

意識して少しずつ実施してみて思ったのですが、副次的効果として相手の話を遮らずに聞くという効果もあることが分かりました。これはもしかしたらFramingを実施できるときは常に心の余裕がある時という前提があるかもしれないのですが、相手の話が終わるのを少し待って、そこから頭出しをして本題に入るという流れになる事が多く結果的に聞くということにつながるのだと思います。

ということで今回は会話のちょっと気を付けるFramingのお話。

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