2021年6月18日金曜日

機嫌の良さもリーダーシップ

 

「最近、結構大変な状態なのかなと思って心配してたけど、今週くらいから落ち着いたみたいで良かった」
と自分のチームのメンバーある日言われた事がありました。あー、気を遣わせてしまったなと思った後に、言い方はマイルドにしているけど多分不機嫌そうに見えたんだなと思ったんだなと思い、
「どういうところからそんな印象を持ったかな?可能なら直したいと思ってるんだけど」
と聞くと
「オフィスに来た時にいつもはニコニコHi! って皆に挨拶するのに考え事をしながら歩いているようだったし、個室のドアもいつも閉めっぱなしで声をかけて欲しくないのかなと思った」
という一連の会話がありました。

これは実は相当反省しないといけないなと思い、こんな記事を書いています。まず不機嫌が与える悪影響ですが、ぱっと考えただけで

  • チームメンバーが不安になる
  • チームメンバーが話しかけにくくなる→情報が伝わらない
  • 感情的に意思決定をしてしまう
  • 感情的にコミュニケーションをして、関係性を悪化させる
等々の数多くの問題があります。当然改善する必要があるのですが、それでも自分も含めて世の中のボスたちは機嫌が悪そうな人が結構多いですよね。原因としてはざっくり言うと下記がありそうです。
  • 機嫌が悪そうな事に気が付いていない
  • 影響力がそもそもない
  • 機嫌が悪そうな事による悪影響を理解できていない
  • 機嫌が悪そうな事を理解しても自己管理できない
  • 機嫌が悪そうな事の悪影響よりメリットが多いと判断している
極端な話を言うと、People managerではない人は機嫌が悪くても問題は比較的小さいです。もちろん周りのメンバーに対して少し悪い影響はありますが、人事権や評価を握るボスが機嫌が悪いよりも問題としては非常に小さいと思います。

じゃあどうしたら良いかっていうと、
  • 自分の機嫌の悪さをしっかり自己判断できるようになる
  • 機嫌が悪そうな振る舞いを無意識にしていないかFeedbackを能動的にもらう
  • 機嫌が悪くならないようリラックスする方法を見つける
  • どうしても機嫌が悪くなりそうな時はそういった姿を見せない等回避方法を考える
等があると思います。

色々書いてみましたが、機嫌が良さそうにいる事はチームを運営していく上で大変重要な要素で、そこを自分で振り返って改善していく事って大事ですよねって話でした。

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