最近、Twitterを見ていたら、MBA Leadership Development Programについて、こんなTweetが流れてきました。
主に外資系企業がMBA新卒者を対象に提供する“リーダーシッププログラム”。これでAmazonに入社した知人のコメントは
— Shogo Koda | WHILL欧州法人代表🇳🇱 (@shogo_koda) July 10, 2020
「複数部署をローテーションする"プログラム"は聞こえは良いが、自分のやりたいことの選択を先送りする、追加のモラトリアム期間だと思う」
御意。当時の自分の選択肢からは外れた
自分自身は、前職でMBA Leadership Development Programとして採用されていて、伝聞で、n=1で話しているような印象を受けたため、色々な意見があった方が良いなと思って、ちょっと記事を書いてみる事にしました。
そもそもMBA Leadership Development Programって?
一応議論のために定義をいくつか条件を挙げて書いておきます。もちろん当てはまるプログラムもあったり、そうじゃないところもあります。
- Executive exposure(幹部に対して接する機会)がある
- 継続的な特別なメンタリングやトレーニングがある
- 多様な機能や地域や特別なプロジェクトのアサインを含むローテーションがある
- 3-5年の期間限定
- Executive exposure(うまい訳が思いつなかい。経営幹部とのつながり?)
- 早く組織のはしごを登れる
- 幹部候補として、大きな投資や機会をもらえる
- 自分に足りない経験を収入を下げる事なく埋める事ができる
- 直接採用より報酬が高い
さて、もちろん元Tweetにもあるように良くない面もあります。例えば
- 任期付きのポジションと始めから分かっているため、結果を出す事が色々な意味で難しい
- 経営幹部候補として採用されるため、期待は高く様々なプレッシャーがある
- ビジネスニーズによって、どういうプロジェクトでどこに行くかコントロールが難しい
- 現場がうまく対応しておらずプログラムを終えても、そこまで良いポジションがない
- 文化的にFast trackで上がった人を受け入れる文化がなく、結局行き詰まる
1は本当難しい明確な悪い点で、周りも自分も一年や二年で異動すると分かっている中、そんな中で、腰を据えた結果を出す事は結構難易度が高いです。これは、直接採用に勝つ事は難しいでしょう。
4、5も特に気をつけないといけなくて、偉い人の声で作ったは良いものの運営がうまくいっておらず入ってみてから、苦労するっていう事があります。そういう人へのおすすめは、LinkedInで先に入った人たちを辞めた人も含めてどういうキャリアを登っていくのか確認する事です。特に辞めた人が多い場合は、up or outになったのか良いポジションがなかったのか等確認すると色々なリスクヘッジとなるでしょう。
まとめるとこんな人には向いてそうです
まぁ長文書いてみましたが、ざっくりまとめるとこういう人には向いています。
- 経営幹部に向けて、大きなプレッシャーやチャレンジに立ち向かう心構えができている
- 少なくともその業界において、キャリアを積んでいく事に納得している
- 早くキャリアのはしごを登りたい
- その会社が本当好き
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