さて、前々回はCritical thinking/ Creative thinkingについて、前回はどうやってCreative thinkingを鍛えるのかについて書きましたが、今回はその別の言い方とも言える発散思考と収束思考について書いてみたいと思います。
自分が考える問題解決においては、原因究明において発散後収束、解決策策定において発散後収束という二回のフェーズがあると考えていて、前半は発散なのでCreative thinkingが鍵になってくると考えています。具体的に書くと、現状の問題がある中で本当の問題を考えたり、問題の原因を幅広く見るためにブレインストーミングをしたりというフェーズは発散思考で、その後真因となる重要な要因に収束していく。その収束フェーズにおいてはCritical thinkingによって不要な要素を切り落としていく。問題解決のフェーズにおいても一回幅広く解決策を考え収束して打ち手を絞っていくという方法が適切だと思っています。
さて、その発散思考といった時にどういった要素に分解されるのでしょうか。ここでは4つの要素に分解して書いてみようと思います。
- Fluency: どれだけ多くのアイデアを出せるか
- Originality: どれだけ他の人と違う珍しいアイデアを出せるか
- Flexibility: どれだけ多いカテゴリのアイデアを出せるか。メガネの使い方を考えた時、ものを見ると火をつけるだと違うカテゴリになると思います。
- Elaboration: どれだけ深いアイデアを出せるか。
こういった視点によってCreativityの解像度を上げていくことで発展させやすくなるんじゃないかなと思います。