2022年11月14日月曜日

国ごとの一般化と個別化のバランス


   複数の国でマネジメントの仕事をしていると少しずつ●●人はこういう傾向があるかなぁと思うことが出てくることがあります。それは元々あるバイアスだったり、色々な経験から積み重なって意思決定を簡単にするために一般化をすることが原因だと思いますが、なかなか避けられないものだと思います。今日はそんな一般化と目の前の人に向き合う事のバランスについて書いてみようと思います。
   先日のBlogで書いたように色々な国の人と仕事をする時は、歴史や背景等の情報を収集していく必要があると思っていて、結果的に事前になんとなくこの国の人はこういう人という先入観が生まれてくると思います。それは上に記したように変えることは難しいので、あくまでそれは受け止めてしまってむしろある程度言語化して理解しておくのがよさそうです。
   次に、実際に誰かに会う時に先入観を持つ自分を認識して接することが大切かなと思っています。なぜならどう頑張っても先入観を取り除く事は不可能だと思っていて、むしろどの程度歪んで見ているのかを理解する方が効果的でしょう。そういった先入観を元に意識的にそれを外して、目の前の人を一人の人として捉えどういった人なのかという理解を進める事でバイアスを解消していきます。そのためのツールとして、MBTIだったりエニアグラムだったりInsightsの色の分析等を使って●●人としてではなく、一人の人としてどういう人なのかという理解をする事はそれなりに有効だと思います。そういった型から入りつつも、対話を重ねて相手を理解していく事を続けていく事で一般化による効率化と個別化によるメリットを両方得られ、バランスが取れるようになるのではと思います。今回は結構抽象的な話でしたが、こんなところで。

0 件のコメント:

コメントを投稿