2022年8月20日土曜日

最初の仕事の選びの基準

            前回キャリアの最初の方である程度軸を立てるとリスクがなくなるよって話を書いたのですが、大学生にキャリアの話をした後に聞かれる学士か修士卒業後にどういった基準で選んだら良いかという話を前回の軸を立てるという要素を考えてまとめておこうかと思います。キャリアの最初の方に軸を立てると責任を持ちやすい立場になるためのチャレンジをしやすくなると思うので、そのための布石くらいな感覚だと思ってもらえたら良いかなと思います。ただ、今回書いている前提は何をしたいか分からない人ではなくて、漠然とリーダーシップを取れる立場に就きたいなと思っているような人向けです。何をしたいか分からない人はとりあえず仮決めるしちゃう方が大事だと思います。なお今回の記事も信頼して半世紀くらい人生を任せられると思えるような終身雇用がずっと続く企業に勤めたい人たちは対象外です。

            全ての条件を満たす事はもちろん簡単だとは思わないですが、下記のような要素を考えています。

  1. 世界的に人材輩出企業と呼ばれており、その企業を辞めた人たちが活躍している
  2. 特定の業種で採用しており、そのトレーニングが充実している
  3. (可能なら)新卒五年以内に日本以外で働くチャンスがある、もしくは国内でも英語で働く環境がある
というあたりが大事かなと思います。一点目は、最初の職場は最終学歴と言われるようにある程度のスクリーニングを通り抜けた人としてのシグナリングと比較的利害関係がない友人を若い間に作っておくことで自分自身への刺激にもなります。また二点目はキャリアの早いうちにちゃんとニッチな人材になるために特定の業種で仕事をもらえる会社を選べる事で早めにリスクを減らせるような道を進めると思います。
と、色々書いてみましたけど、打算的にある程度絞ったらあとはパッションで選ぶ事も大切だとは思います。その辺良いバランスが見つかると良いですね。

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