2021年2月14日日曜日

仕事もポートフォリオのように管理してみる


最近は、主に3ヶ国 × 3つのビジネスを回しているためにそれぞれ、どこに何を投資して自分の時間をどこにどう使うかという事が自分の非常に大切な仕事になっています。ジェネラル・マネージャーや事業責任者になるとこういった投資のバランスといったものに対して考えを使う事が当たり前になるのですが、以前Independent contributorとして、P&L責任もない状態の時にも仕事をどう分散するか考えていたなぁという事を思い出したのでそれについて書いてみようかと思います。


営業の人は別ですが、そうでない人は多くの場合そこまで定量化された職務責任を持っていない事が多いと思います。そんな中でも明確に自分の中で意識をして仕事を分類していく事でより良い成果ができるんじゃないかと思い、今回ちょっとまとめてみました。


1. 必要最低限

こちらは、これができればまぁ普通と評価されるくらいの必要最低限です。多くの人はここに時間を一番割く事になると思います。イメージでいくと守りみたいなものですね。

2. ホームラン

達成が難しいけれども、うまくいけば大きな成果となって返ってくるプロジェクトです。例えば、新しい営業のチャネルを試してみたり、営業なら大口アカウントをひっくり返すための施策を打ってみたり等を指します。

3. サポーター拡大

前回の記事にも書きましたが、社内でサポーターとなってくれる人がいる事が大切です。そういった人たちから信頼を得るためのプロジェクトがこのカテゴリの位置付けになります。具体的には、部門横断の業務改善プロジェクトとか他部署も巻き込んで実施するようなプロジェクトが良い例だと思います。

4. 転職準備

この転職というのは社内社外問わずなのですが、新しいポジションで人を採用しようとするとまず第一優先はその業務の経験があって結果を出した人です。ただし、なかなかそういう人は見つからない事が多く、第二優先は社内で信頼がおける仕事をしてきており、当該業務の経験を少しでもかじっている人になると思います。なので、社内でタイトルや職務責任とは別に実際に新しいタイトルの仕事をしちゃってる人という人が適任になります。


というような感じで、多くの人は事業会社で複数のプロジェクトを回しつつ仕事をしていく事が多いと思うので、上記の視点でちょっとずつ管理をしてみると良いかもしれないですね。という提案でした。


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