さて、今週からフルタイムで働きながらフルタイムで大学院生をするというちょっと無理なスケジュールが始まったので印象を書いておこうと思う。会社からの大きな理解を得て仕事に支障がないように調整して大学院に行っている事とフルタイムで働いている人向けの修士のプログラムという事もあり、少し特殊な状況であることは一応書いておきたい。夏学期から始まり夏学期で終わるプログラムで27人のクラスの仕組みを取るStanford Medicineのプログラムに所属している。
クラスメート
クラスメートは本当多様でスタンフォードの医学部に通いながらギャップイヤーでこのプログラムに通っている人もいれば、医師かつコンサルティングファームのパートナーとして働きながらテキサスから授業のために通ってくる人もいれば、オーストラリアから授業のために往復するクラスメートもいる。医療系に特化したプログラムなのでその中での多様性という縛りはありながらもとても多様性を感じてかなり面白い。日本人自分だけで、シンガポール人は二人、韓国人は二人いる事を考えるともっと居ても良いんじゃないかなと思う。
久しぶりの学校
写真も貼ったけれど、キャンパスがきれいだし、雰囲気も良くいるだけでわくわくしている。大学と言う場所が好きという理由もあるとは思うけれど、良い機会に恵まれたなと一人でニコニコしながらキャンパスを散歩してしまった。
授業
内容が分からないという事は大きくなくて、一個だけ専門用語の理解が間違っているものがあったくらいで概ね想定の範囲内。これは今まで色々な機関で教育を受けてきたこともあると思う。上記に日本人も増えたら良いのにと思うものの、正直英語も勉強したいですというような人が来ても難しいだろうなとは思う。また、まだ始まったばかりではあるものの、とても楽しく毎回かなり学びがあると感じていて、特に統計の授業をこれほど面白いと思うとは想像していなかった。これはスタンフォード大学に質の高い講師が集まっている事に加えて自分の姿勢もあるんじゃないかなと思ったりした。10年前にMBAに行った時は斜に構えている面が結構あって、今は何でも役に立つ側面があるはずだという思いと自分を良く見せようとする必要はないというスタンスが非常に助けになっている。