2025年4月2日水曜日

海外就職インタビュー0035 日本のマスコミ業から仏留学を経て「国、職種、業界」の全てを変え、欧州就職と起業

さて、今回は日本でマスコミで働いていた方がガラッとキャリアチェンジをしてパリで就職をして、マネージャーに昇進後、クロアチアで起業されたとても珍しい方です。MBA留学をすると色々な人が就職において「場所」x「業界」x「職種」の三つの軸を考える中で全て変えるのはかなり難しいと言われます。留学後の採用はポテンシャル採用が少ない中途採用であるため経験のない人は単純に採用されにくいです。場所が変われば言語の問題もあったりしてハードルが少し上がったりします。そんな中この方は三つ全てを変えて、その後マネージャーにも昇進する事で「職位」の四つ目まで変えるという稀有な方でした。ただ、本人曰くステップバックがやっぱりあったとの事でどの程度まで留学直後に変えるのかは自分で判断した方が良さそうです。キャリアの大きなピボットのきっかけとしての留学で成功例の方の話を聞きましたが、リアルな話を聞けました。アドバイスのところは特にリアルな声が出ているのでぜひ読んでみてください。


学生時代~大学院留学まで

  • 高校までは神奈川県で過ごし、大学は東京。3年生のときにアメリカへ1年間の交換留学を経験。

    • 留学では遊びと勉強のバランスがとれ、日本人の少ない学部に所属したことでアメリカ人や他学部の日本人と深く交流。

  • 大学5年目で卒業後、マスコミ業界に就職。働く中でデータサイエンスに興味を持ち、退職し2年間の修士留学を決意。

    • 学部時代がアメリカだったので、次はヨーロッパを選択。最終的にフランスの大学院で1年目に技術面、2年目にビジネス面での応用を学ぶ。

ヨーロッパでの就職とマネージャー職

  • 畑違いへの転職は苦労が多く、「あと1~2週間決まらなければ帰国しよう」というところまで追い込まれる

  • さまざまな企業にアプライした結果、パリのスタートアップでデータサイエンス関連の仕事を獲得。

  • 会社がオランダにビジネスを拡大する際に手を挙げ、マネージャーとして転勤。データサイエンスのトピックは同じながら、給料が大幅に上がったのは驚きだった。

クロアチアへの移住と起業

  • 2023年、旅行先で出会った相手と結婚を機にクロアチアへ引っ越し、自身の会社を立ち上げる

  • フリーランスでデータサイエンスの仕事を請け負い、当面は永住権取得までクロアチアに滞在予定。

  • 機会があれば国もキャリアも見直す方針で、柔軟に働き方を選択している。

キャリア観とアドバイス

  • 業界・職種・場所の3つを同時に変えるのは一般的に難しいとされるが、まったく不可能ではない。

    • 例えば「マーケティングからマーケティング寄りのデータサイエンス」のように、一部重なるスキルや分野があればよい。

    • キャリアや収入面で一時的にステップバックしても、3つ同時に変えたい人には選択肢となる。

  • ジャーナリズムとデータサイエンスの掛け合わせはまだ模索中。

  • 個人ブログでは歴史やビジネスを中心に執筆しており、今後も情報発信を続けたいと考えている。

  • ビザの問題が一番の障壁となる可能性が高い。きちんと下調べして、目処をつけてから海外に行くべき。現地の大学院を出てからだと現地企業から就労ビザのスポンサーを得やすいのでおすすめ。いきなり海外就職は難易度高め。

  • 世界一QOL高いと言っても過言ではない日本から敢えて出るのだから、生活のいろんなところでストレスを感じるのは当たり前。行政手続きが遅い、医者にかかれない、電車がこない、飯がマズイ…など。そんな時に解決してくれるのは金。クロアチアはいろいろ不便な国だが、自分は幸いじゅうぶんに稼いでいるので良いアパートに住めるし、高い日本食も買える。特に妻が出産を控えている時に高いお金を出してプライベートの産婦人医に診てもらえたのはよかった(パブリックの医者は質が悪いし待ち時間も長い)。自分はお金で精神衛生を保っている。だからこそちゃんと稼げる業界にいる必要がある。

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