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2025年7月20日日曜日

スタンフォードでの大学院生活が始まったよ

スタンフォード大学での大学院生活が始まって、気がつけば1ヶ月が経ちました。

フルタイムプログラムではありますが、働きながら通える設計になっていて、仕事を休むのは2週間に1日程度。ありがたいことに、仕事・学業・家庭のバランスを保てています。

課題の量も適度で、毎週10時間ほどのトライアスロンのトレーニングも継続できており、改めて家族の支えに感謝する日々です。

キャンパスライフはというと、まるでおもちゃ屋に入った子供のような気分。使いきれないほどのリソースと学びの選択肢に囲まれていて、毎日が発見の連続です。

何を深め、どこに時間を使うか、自分自身に問い続ける必要があると実感しています。

授業もとても面白く、統計やBioethicsの授業では、これまでとは異なる視点から物事を学ぶことができ、本当に良い機会をいただいていると感じます。

選択科目では「California Vineyard Culture」という授業を履修中。毎週ワインの味の違いを学びながら、文化や農業、サステナビリティについても考える時間になっています。

「暇です」とは到底言えませんが、仕事・学業・家庭・運動と、全てを大切にできているこの夏は、今までで一番充実しているかもしれません。

2023年12月18日月曜日

リバースメンタリングを始めてみる

    メンタリングというと通常より経験のある人や上位にある人が経験の浅い人に対してアドバイスを行う事を指していますが、今まで色々な人たちにメンターになってもらいアドバイスをもらってきました。そんな中でそろそろ40歳に近付き始める自分としては20代の人たちとは差を感じ始めたり、そもそも30代日本で過ごす事がなかったためそもそも関わる機会が無かったりする事もあり、リバースメンタリングを始める事にしました。

   とはいえ今の勤務先にそこまで経験の浅い人が多いわけでもなく、個人的にメンタリングを提供しつつリバースメンタリングを提供するという方向で進めていこうと考えています。テクノロジーなんて別に自分でも色々なテクノロジーを使っているし、差がないだろうと正直思っていたのですが、今仮に学ぶことがなかったとしても今後は感度に差があるのできっと今後は学びが増えていくだろうと考えています。すごく細かい例でいくと日本の今の大学生たちはスプレッドシートの事をスプシと訳して使っている事が多いようです。以前は、エクセルを使う事が一般的でしたが、例えばGoogleのクラウドが無料なのでそちらを使う人たちが多く、結果エクセルと呼ばなくなったのでは?と仮説を思っています。

   上記に挙げた例は些末なものですが、自分がキャリア中盤になってきた自覚を持つためにもリバースメンタリングを実施していきたいと思っています。

2023年12月4日月曜日

教育学のセオリーってビジネスでのコーチングの上でも結構使えそう

Source: https://cft.vanderbilt.edu/guides-sub-pages/blooms-taxonomy/
   前回に引き続き友人のPodcastからの内容なのですが、Bloomという方がTaxonomyという理論を使って習熟度別の使うべき動詞について説明をしていました。これは結構面白いなーと思っていて、コーチングがマネージャーとして必要という事は多く言われていると思うのですが、そういった中でふわふわしたコーチング理論よりも長い歴史がある教育学から学ぶ事が多いんじゃないかなと最近思い始めています。(もちろん、コーチングの理論も教育学の理論を基に成り立っているものも多いとは思いますが)

   今回のこの提示した内容の理論なのですが、まず初めにチームメンバーの目標設定においてかなり有意義に使えると思っています。例えばジュニアなメンバーを採用した場合などは下の段から始まり少しずつ順番に上がっていく事でスムーズに目標設計ができるでしょう。また、この習熟度はSituational Leadershipの考え方を使う時にも普段から使う言葉を意識したり合意する上で使ったりする上でより有意義だと思います。後者については別途どこかで時間を取って書こうかと思います。
   また、Podcastの中で話している友人も言っていたのですが、履歴書を書く時にもこの使うべき動詞の細かいバージョンを参考にする事でよりパワフルな動詞が使えるようになる可能性が高いです。
   他にも使えそうなセオリーがあったらまた紹介していこうと思います。

2023年11月27日月曜日

自信という概念の粒度を上げてみる

   先日友人のPodcastを聞いていたら、自己効力感という事について話をしていました。あー、自己肯定感とは頻繁に言うかもしれないけれど、自己効力感ってあんまり使わないなーという話になり、Self esteem, Self efficacy, Self confidenceの三つって英語では結構分けて使われるよねって話になって、とても興味深く運転しながら聞いたので今回はその話を書いてみようと思います。
   まず辞書的な意味でのそれぞれの差を書いてみます。
自尊心(Self esteem):
自尊心は、自分自身の価値に対する一般的な感覚を指します。これは自分自身をどのように評価するか、自分が価値のある人間であるという感覚に基づいています。

自己効力感(Self efficacy):
自己効力感は、特定のタスクや状況をうまくこなす能力に対する自分の信念です。これは、特定の目標を達成するために必要な能力を持っていると感じる程度に関連しています。

自信(Self confidence):
自信は、自己の能力への信頼感を指します。これは、自分のスキル、能力、判断に対する信頼と自信に関連しています。

以前のBlogで自信について書いた事があったのですが、自分なりの定義は、a) 過去の経験から与えられる確信と b) 自分自身の将来への期待を割り引いて、a) + b)として足したものという風に理解をしていました。b) の話ってなかなか出てこないんですが、これって結構分けられると思っていて、過去やった事ない事で過去からの延長線上にない事でも自分ならできるだろうって思う事があると思うんですよね。そして、そういった気持ちがないとある程度のリスクが取れず停滞してしまうような気がしています。また、もう一個別の考え方としては過去実際にしてきない事でも抽象化してメタ認知することでそれを自分のスキルと解釈して過去の延長線上に乗せるっていうのも一つの方法かなと思います。ちょっと書き散らしみたいですが、頭を整理したかったのでとりあえずこんな感じで。

2023年6月10日土曜日

キャリア選定におけるロケーションの大切さ



   大学時代からお世話になっている最初の会社で働いている先輩が、大学院後アメリカでキャリアを積んでいたにも関わらず、あるタイミングで日本に帰っているタイミングがありました。グローバルカンパニーのCEOを目指している方だったので、正直不思議に思ったのですが、その時は腹落ちしなかった答えが最近になって腹落ちすることができたのでそれについて書いてみようと思います。
   その先輩の答えは、先輩が関わっているビジネスにおいて世界の中心は日本にあり、たまたま結果的に日本にいるだけだという答えだったのでした。当時は「へー、そうなんだ」くらいの薄く浅い理解だったのですが、いざ東南アジアに六年以上住んで働いてから、アメリカに引っ越すことを考えると微かに意味合いが出てきた気がしました。そんなタイミングで大変お世話になっているヘッドハンターの方に相談に乗ってもらっているうちに、ビジネスの中心があるとしたらそこに物理的に住むことは計り知れないインパクトがあり、同じ業界にいるのであれば、早く引っ越すことには意味があるのではないかというアドバイスをもらいました。
   それまでは、東南アジアは成長市場で意味があると思っていたのですが、実際東南アジアは世界の中ではまだまだ小さな市場です。世界市場を考えた結果、優先順位を下げられ様々なサポートや製品が得られないなど課題を見てきています。そういった側面を考えた時にそのビジネスの中心、つまりリーディングカンパニーの本社があり、意思決定が行われ、新しい製品やサービスの開発が行われるような場所にいる事に大きな価値があるだろうと思うようになりました。
   アメリカに行くと決めてから、まとめた考えでもあるので自己正当化の要素もないとは言いませんが、自分の関わるビジネスの中心地にいくことをポジティブに捉えもっとチャレンジをしていこうと思うようになった腹落ちの話でした。

2023年5月28日日曜日

発散思考と収束思考


   さて、前々回はCritical thinking/ Creative thinkingについて、前回はどうやってCreative thinkingを鍛えるのかについて書きましたが、今回はその別の言い方とも言える発散思考と収束思考について書いてみたいと思います。
   自分が考える問題解決においては、原因究明において発散後収束、解決策策定において発散後収束という二回のフェーズがあると考えていて、前半は発散なのでCreative thinkingが鍵になってくると考えています。具体的に書くと、現状の問題がある中で本当の問題を考えたり、問題の原因を幅広く見るためにブレインストーミングをしたりというフェーズは発散思考で、その後真因となる重要な要因に収束していく。その収束フェーズにおいてはCritical thinkingによって不要な要素を切り落としていく。問題解決のフェーズにおいても一回幅広く解決策を考え収束して打ち手を絞っていくという方法が適切だと思っています。
   さて、その発散思考といった時にどういった要素に分解されるのでしょうか。ここでは4つの要素に分解して書いてみようと思います。
  • Fluency: どれだけ多くのアイデアを出せるか
  • Originality: どれだけ他の人と違う珍しいアイデアを出せるか
  • Flexibility: どれだけ多いカテゴリのアイデアを出せるか。メガネの使い方を考えた時、ものを見ると火をつけるだと違うカテゴリになると思います。
  • Elaboration: どれだけ深いアイデアを出せるか。

こういった視点によってCreativityの解像度を上げていくことで発展させやすくなるんじゃないかなと思います。

2023年5月13日土曜日

ビジネスにおけるCreative thinkingとCritical thinkingの必要性

   最近、Harvard Medical Schoolのプログラムで医療関係者向けにリーダーシップを教えるという授業に出ています。その中で、Creative thinkingの大切さについて疫学の研究者の人が教えてくれる授業があり、今まで意識して来なかったCreative thinkingの大切さに気がついたのでここで書いておこうと思います。
   その授業の定義によると、“Creativity is seeing what everyone has seen, and thinking what no one else has thought” とAlbert Einsteinの言葉を引用しています。(ちなみに、アインシュタインはこういう名言が本当多くて、そんなにたくさん本当に良い事を言ったのだろうか?まぁ天才らしいしそうなのかも?とちょっと思っています笑) つまりは、皆と同じものを見て違う事を考えるという事が大切だということです。今まで自分にとっては問題解決とは構造化して分解して答えを探すという「硬い」方法が多かったものの、その答えを探す段階でのアイデア作りにおいては、敢えて一回クリエイティブな方法に振った方が良いんじゃないかと考えるようになりました。
   授業で習った内容を基に整理してみると下記のような2つの役割がCreative thinkingとCritical thinkingについてあります。
  • Creative thinking: アイデアを作る
  • Critical thinking: アイデアを整理する
そして、その2つの合わさったところが問題解決であるというのがその先生の考え方でした。今までクリエイティブというといわゆる広告代理店とかそういった人たちがするものとどこか距離を置いていたのですが、定義をし直して考えてみると自分にとってもう少しCreative thinkingを取り入れていく事に価値があるんじゃないだろうかと思ってきています。
   ってなわけでしばらくCreative thinkingについて何回かに分けて書く予定です。