GMとして初めにする事、しない事

今朝ヨーロッパで働く昔からの友人から昇進のお知らせを受けて、すごく自分の事のように喜んでいます。同じ業界で一緒に多国籍企業のマネジメントトラックに乗った友人がいる事をすごく幸せに思います。

さて、その友人から最初に気をつける事という内容で相談を受けたのでいくつか思った事を書いて載せていこうと思います。

論点としては以下です。
・GMになった始めに何を意識し気をつけるべきか

自分の場合は３つ大きく意識していました。

1. 信頼を得る

色々な方法があると思うのですが、自分がやっていた事は

・能力がある事を色々な方法でしっかりと見せる

・現場に行き、生の情報を得る

・全員と30分は話す時間を取って様々な事を理解する

をしていました。すごく当たり前の事なのですが、膨大な量の情報の中意思決定をしていく必要がある中である程度の指針はあった方が良いと思い、その内容を書いています。

2. 信頼を得るまで改革はしない

これがむしろ肝要だと思うのですが、多くの人は焦って最初の方に改革をしようとして突っ走ってしまい誰もついて来ないため失敗するパターンが多いです。

友人でプロ経営者として先を行くミスターミニットの迫に相談した時にも同じ事を言われて、これは皆に伝えるようにしました。

3. Quick Winを探してすぐ実行する

とは言え、多くの業務は改善する事が可能です。一人一人話を聞いていく中で、業務の改善点は出てくるはずです。おそらくほんのちょっと困っているけれど、部門間にあるせいで誰も触れてなかったり、権限を持つ人が適切にスポットライトを当ててこなかった事で残っている問題があると思います。そういう問題に注力して解決していく事が大事じゃないかなと思います。

ちなみに、The first 90 daysという非常に良い本があるのでこちらを見てみると良いと思います。