2020年8月9日日曜日

日本では英語が付加価値に、英語環境では英語はボトルネックになる

 

最近、前職で採用してくれた業界のドンみたいな人から紹介されたExecutive searchの人と話をしていて、APACのリーダーシップのポジションを探すと日本人だと、General Management以外を見ていった時に、同業界の中だと両手で数えられるくらいしかいないんだよねーって言われた事がありました。同様に、日本以外のMBAを出た人たちの多くは日本に帰る事が多く、言語が原因にあるのではないかと言われています。


今日はどういう原因があるのかなーというのを仮に整理してみたので、ちょっと書いて整理をしてみます。すごく単純化してみると、仕事の能力に対して、英語が更に付加価値になるのが日本や日系企業であり、多国籍企業や英語環境においては、英語がボトルネックになってくるという事があるのではないかなと思います。MBA卒業後の多くの人々が日本に帰って仕事をする事が多いのも、環境的に英語の能力が周りが低いため英語をできる事自体が付加価値になる一方、インターナショナルな環境で働く上では、英語はボトルネックになってくると思っています。


英語がボトルネックになるというのはどういう事かと言うと、仕事のレベルがそれなりに高かったとしても、英語でそれを表現する事ができなかった場合、英語のレベルの最高値が仕事の最高値になってしまう。という事があると思います。厳密にはエンジニアやR&D等の仕事の人は、この例は当てはまらないのですが、このBlogの読者であるマネジメントトラックを進む人に対してはこれは当てはまるのではないでしょうか。


自分も母国語は英語ではなく日本語なので、非常に苦労している人ではあるのですが、まぁそれを理由に諦めるのも悔しいので、今日も明日もちょっとずつ勉強ですね。ノンネイティヴは一生勉強だと思うので、それに向き合って生きていこうと思います。


読んでいる方で、もともとできる人はをそれを活かして、そうでない自分のような人はお互いに頑張っていきましょう!






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